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チベット人と訪ねる『聖地チベット』展に行ってきました

ちょっと時間経ってしまいましたが、10/24(日)に行ってきました。

10/24&25「チベット人と訪ねる『聖地チベット』展」

見る・聞く・考える「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」
◆ チベット人と訪ねる「聖地チベット」展 ◆
上野の森美術館で開催中の特別展「聖地チベットポタラ宮と
天空の至宝」が話題となっています。展示は、仏像や仏画
などの文化財を、主に美術的見地から紹介するものですが、
チベットの文化的土壌では、本来、仏像や仏画は仏教の教えと
切り離して「鑑賞」するものではありません。

せっかくの機会です。
海を渡ってきた、異なる文化の大いなる結晶を、卑近な尺度で
解釈してしまうのではなく、背後に広がるチベット世界そのものを
感じるてがかりにしませんか?

9月26日に開かれた「第6回チベットの歴史と文化学習会」が
きっかけとなり、在日チベット人が講師となる見学ツアーが
実現することになりました。

美術の専門家や研究者ではなく、チベットの文化を血肉で
受け継ぎ、チベットのこころを持った人たちがつむぐ言葉を
直接聞いてください。きっと、リアルなチベット・ワールドに
また一歩、足を踏みだせるはずです。

「聖地チベット」展についてチベット人がどう思っているのか聞けるチャンスなので参加しました。

2時間くらいかけて展覧会をみて、そのあと食事会とおはなし。
当日は2人のチベット人が講師として参加されていました。

まずは感想。
中国のチベット支配を正当化するようなこの『聖地チベット』展。チベット人がこの展覧会についてどう感じているのか生の声を聞きたい、と思って参加しました。ところがそういった声よりもチベット人にとっての宗教観やチベット人の生活について多くのことを知ることができました。あらためて宗教に根ざしたチベット人の生活を奪った中国の支配について考えさせられました。

以下は食事会のときにとったメモです。
食事しながらとったメモなのでモレがあるかもですが一応公開します。

  • 難民2世なのでチベットに行ったことがないしこれからも行けることはなさそう。なのでチベットの仏像、寺は見たことが無い。今回このような機会でお参りができてうれしい。
  • 仏像の並び順や配置がおかしい。並び順や配置にも意味があるのに無視している。
  • 仏像は寺や家の宝なので本来は外に出すものではない。
  • 仏像が裸なのに違和感。チベットでは必ず服を着せる(化粧をすることもある)。裸で展示するのは日本向けだからか?
  • チベットでは仏像は飾って造型を眺めるものではない。
  • クルマや家は眺めて愛でるモノでなく乗ったり住んだりするためのモノ。それと同じようにチベットの仏像は大事に飾って眺めるものではない。
  • 毎日の生活を一緒にするもの。だから仏像に化粧をすることもある。日本のように古くなって歴史があるものをありがたがるということはない。
  • 仏像に化粧をすることもある。
  • 日本の仏像のように古いものを愛でることは無い。←(日本の仏像は信仰の対象としてではなく造形を楽しむものか?)
  • なのでチベットの文化を紹介する展示ではない
  • 「世界の屋根」と紹介されていることはうれしい
  • このようにチベットを紹介されることは良いことと思う
  • もしかしたら、この展覧会の開催自体を反対するチベット人がいるかも知れないが、多くのチベット人はこの展覧会に興味を持っている
  • 他のチベット人にも見ることを薦めたい

今回の「チベット人と訪ねる『聖地チベット』展」に参加した日本人は10名くらいですが、7人くらいの方がチベットに行ったことがある人でした。それなのにチベット人2人がチベットの地を踏んだことがないというのはショックでした。お二人は日本でチベット文化を学んでいるそうです。

『聖地チベット』展はすごく展示会だと思います。チベットの仏像はどれもすばらしいです。
ぜひ観にいくことオススメしたいです。
しかし、これらが中国の侵略によって略奪されたものであり、仏像に服を着せずに展示するなど日本人向けに見せ方をアレンジした展示会であることは忘れずに観ていただきたいと思います。

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