「スティーブ・ジョブズ 神の交渉力」 を読んだ
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
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竹内 一正
経済界
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スタンフォード大学の卒業式でのスピーチ見た人は読んで見ることをおすすめしたい。
スティーブ・ジョブズがいかに情け容赦ない経営者で、手柄を全部自分のものにしてしまうひどいヤツかがよくわかります。
プレゼンテーションのノウハウが書かれているのかな?と思って手に取った本なのですが、まね出来るようなプレゼン手法は無いです。そんな「プレゼンテーションのノウハウ」なんてレベルの話じゃないです。
目の前にある障害はどんな方法を使ってもガンガンぶち壊していきます。
ディズニーとの交渉が自分の思いどおりに行かなかったら相手を失脚させてでもやり遂げます。たとえ相手がディズニーのトップでも。
他にも、
- アップル会長時代に初のレイオフを実行したときも事前に同意していたにも関わらず知らない振りして社員の反感を全て社長に集中させた。
- アップルを解雇されたときも役員を騙してアップルの主要技術者を自分の新会社に引き連れていった。
- 会議中にジョブズが書いてたホワイトボードに書き込みされたため創業時からの主要技術者をクビにした
- アップルに呼び戻してくれたCEOを失脚させた
などひどすぎるにもほどがある話ばかりだ。本当にヒドイ。
ひどいエピソードばかりですが、誹謗中傷本ではなくスティーブ・ジョブズへのリスペクトあふれる本です。
スタンフォード大学卒業式のスピーチでの、
「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」
という有名な言葉がありますが、この言葉でジョブズが何を言いたかったか、ということがこの本で分かります。
言葉だけ見るときれいなフレーズですが、実際はすごく泥臭くて血と汗のニオイがします。
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