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映画「悪魔とダニエル・ジョンストン」を見る

ダニエル・ジョンストンを知らない人にもぜひ観てほしい。
生ける伝説ミュージシャン、ダニエル・ジョンストンの半生を綴ったドキュメンタリー。繊細さ故に躁うつ病に苦しむダニエルの狂気、創造性、そして愛を描いた傑作です。

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内容についての詳しいことはコチラを見ていただきたい。

かなり昔ですが、ジャケ買いしたLP(レコード盤のことね)の一枚にたまたまダニエル・ジョンストンの「Yip,Jump Music」が紛れてたことがあった。あとからカート・コバーンが着てたあのTシャツのデザインした人だと分かった。

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聴いてみたらとんでもないレコードだった。音質はボヨボヨで劣悪、ボーカルは音程無視でたまに裏返りギターのチューニングも狂ってる、でもとてつもなくキレイなメロディーが聴けた。しかもそれはオルガンの上に置いたと思われるテレコで録音。テレコのボタンを押すガチャッという音もそのまま、失敗してやり直すところもそのまま、挙げ句の果ては途中でドアを開けてうるさいと怒るお母さんの声もそのまま。

なんじゃこりゃと思ったが耳からそのメロディーが離れなかった。
ダニエル・ジョンストンのほかの作品ないか、と探したがそれっきりどこの輸入版屋でも売っていなかった。

映画を観て「Yip,Jump Music」がどんな状況で録音されたのか知った。まさに精神が崩壊する過程で録られたものだった。何だかすごくショックだった。
それ以降もダニエルにはいろんな試練が起こる。チャンスもやってくるが必ずその時に精神の崩壊も同時に起こる。
まわりがその才能を放って置かないのだが、必ずぶち壊されてしまう。病によって。

もうね、何だか辛くなります。
でも映画は終始軽快で明るいタッチです。相当ヘビーなテーマの映画なのに暗さとか絶望とかがありません。カラッとしててどこか愛らしい魅力にあふれた映画です。そう、まるでダニエルが描くイラストのように、変で異形でグロなんだけどすっごくかわいくて憎めない。そんな印象です。

最後は本当にほろりとさせます。
ダニエルのローリーへの思いとか。
まわりの人の献身的な支えとか。

 

悪魔とダニエル・ジョンストン

 

悪魔とダニエル・ジョンストン

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